離婚に伴う売却

ご相談者は、現在離婚に向けた協議を行っているとのことで、ご自宅をどうしたら良いかわからず、当社までご相談をされたとのこと。
ご自宅の購入時に住宅ローンでの購入を行ったため、残債があり財産分与と転居時期にも影響があるため、かなり不安に思われていたようです。

一般的に、住宅ローンの返済中に売却をする場合、住宅ローンの残債は一括返済が原則であり、売却代金を返済にあてます。
ただ、売却代金が足りない場合には、自己資金や別途借り入れた資金での充当を行う必要があります。
そのため、なるべく高く売る工夫が必要となるのですが、一方で売却が長期化すると転居時期にも影響が出て、離婚協議が進まなくなります。
何を優先されるかを相談を重ねながら、高く売ることを第一優先に、できる限り短期間での売却をご希望されていましたので、今回は仲介で売却を進めることになりました。

物件が築数年で、状態もかなり良く、立地条件も購入希望者の多いエリアだったため、想定よりも早く購入者様が見つかり、早期売却が実現できました。

当社では、これまでに数多くの離婚に伴う不動産売却相談を対応してきましたが、何を優先されるかは、やはり十人十色です。
誰かにご相談することで、ご相談者自身が悩まれていることが、明確になっていき、何を優先すべきか、決められるようになります。
検討し、決めるためにも、まずは知ることが重要ですので、どんなことでも、お気軽にご相談ください。